ひまわりっ〜健一レジェンド9

先日「ママはテンパリスト」の書評を書きましたけど、
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20081212
「人間の進化に限界はないんだな」とつくづく感動させてくれる超傑作が短期間の内に発売されております。

元々私はこちらの作品で衝撃を受けて東ムラー(=東村アキコマニア。私が今勝手に作った造語なので他で使わない様に)になった訳なんですけど、もう完全に神域に達しましたね。ウィング関先生で。もう最強でしょう。俺思わずストビューで赤坂見附付近を「関先生は!?関先生はどこだ!?」って探したもん(笑)。このまま「フライング張先生」とか「セービング劉先生」とか出てくるのかな。
こんな、「ただ単に描かれているだけで爆笑を禁じえないキャラ」って何以来だろう?一生懸命考えてようやく思いついたのが「シェイプアップ乱の華歩ルイ子」なんですけどイマイチ納得いかない。あれも衝撃だったけどなあ。
東村アキコ神の凄さって「お人好しぶり」なんだと思うんですよ。普通「電車の中で大量の三国志物の同人誌を読んでいる人」を見かけた時の感想は「キモイ。近づきたくない」で終了ですよね。それを「面白い。自分の漫画に出そう」と思える時点で勝ち。自分の父親も子供も同じ目線で観てますよね。黒柳徹子並に好奇心が強い。
一般で(多分)言われているような「80年代のパロディギャグがいっぱい出てきて面白い」とかそんな程度の事が東村アキコの魅力では断じてない。超大げさにいえば「人間愛」が東村アキコの強みですよ。「周囲に面白い人がいっぱい入る」のでは断じてない。無意識に人のいいところだけを観て生きていれば多分こうなるんですよ。僕はそう思っています。