イカセロリ焼きそば

今日が連休最終日ですけど、結局ほとんど何もせずに終わっちゃいましたね。最近つくづく思うのは「年をとると体力よりまず気力の落ち込みが深刻」と言う事です。40、50歳にもなって欲望剥き出しな世間の人とか段々尊敬出来るようになってきました。


そんな事とは関係なく最近イカを捌くのが妙に好きだったりするんですけど、今日はイカ焼きそばを作ってみました。
なんでイカ焼きそばなのかというと、イカのワタとセロリの炒め物と言うものを最近知りましてですね。セロリの葉っぱって焼きそばに入れると妙に上手いんですよ。と言う訳でイカのワタをソースに使って焼きそば作ったら美味しいかなと。



一人だと捌く所を写真に撮るのは難しいのでいきなり分解後。正式な捌き方はあるんでしょうけど、面倒だから
(1)脚の吸盤を包丁の背でゴリゴリ削る。
(2)くちばしから下を切る。
(3)ワタを取り外す。
(4)残っている軟骨等を外し、輪切り。
の手順でザックリと捌きます。刺身じゃないので皮は剥きません。「イカの脚って、食べる時も吸盤付いてるんじゃないの?」と思われるかもしれないですが、ゴリゴリやっているとプラスティックの輪っかみたいなのがポロポロ取れます。
イカ一杯だけだとワタと身のバランスが非常に悪いですけど、ウチの近所のスーパーではたまにワタだけを売っていたりするので、そういうものを発見したタイミングで作るのも良いかと。



野菜は何を使っても良いですけど、ここでセロリの葉っぱですよ。何だか廃物利用みたいな料理ですけど、美味しいけど臭みがある内臓料理に香りの癖があり過ぎて使いづらいセロリの葉っぱを使うのは理にかなっているかと。




完成品。イカワタだけではさすがに心もとないのでソース味です。それにしてもイカワタのコクは凄い。あんな濃厚ソース腹に抱えて泳いでるなんて、完全に泳ぐ調味料。私が鮫だったら確実にイカばっかり食べて「偏食はいけません!」ママに怒られますね(笑)。