第3回アワード

はい。このブログ開設以降3回目の大晦日ですね。皆様お疲れ様でした。誰に対して言っているのか分からないですが。
というわけで、今年も一年締めくくりに授賞式形式で一年間を振り返ってみたいと思います。振り返るといっても「世相を斬る!」的な事ではなく「今年の自分はこんな事を考えていたのか」という振り返りです。(注:思い付きで書いているから順番バラバラなので、お読みいただく方は、何日かかけて最初から最後まで通読して頂きたいと思います。お手間取らせてすいませんねえ)


WVP(worst valueless poo)平野博文
MVPが思いつかなかったので、いよいよ崩壊が始まった日本の象徴としてこれで。大手マスメディアとの間の既得利権を守るために記者会見開放の公約を破ったり「機密費?なにそれ食べ物?」とすっとぼけて突っ込まれたり政権発足当初からとばしていましたけど、その後も「誘拐」を「ゆうわく」と何度も読み間違えたり(完全に麻生レベル。全く批判する資格なし)習近平国家副主席の来日日程を宮内庁に伝え忘れて30日ルールゴタゴタ問題を引き起こしたり(あまり報道されて無いみたいだけど、諸悪の根源はこいつ)、一言で言うと「核ミサイル発射ボタンの掃除係を任されたうっかり八兵衛」みたいなもんですね。マジでこいつら(以下放送禁止用語)


年度代表馬ウオッカ
※しつこく書いたように大嫌いなんですけど(笑)スーパースターとはこういうものだよなあとつくづく思いますね。安田記念の大脱出とJCの復活を観ると。最初は「名誉府中市民」という賞を考えていたんですけど、まあもう二度と観る事も無い馬なので最後くらいは真っ当な評価をしようと。でも府中市長選とか出たら余裕で当選すると思いますけどね(笑)。来年からは馬券を買わなくなるので、来年以降に出会っていたら大好きな馬になっていたかもしれません。いやでもやっぱりチャンピオンのクセに自分の得意舞台でしか戦わない上にハンデもらいっ放しのヤツを好きになる事はありえないな。
本来ならブエナビスタなのかもしれないですけどね。こいつは、下半期に失速するタイプなのが目に見えていたからわざと昨年「2歳馬なのに年度代表馬」という表彰をした通りになったなと。
完全に人災なので馬に対してはかわいそうだとは思いますけど、「凱旋門賞挑戦」とか吹いていたくせに秋華賞の後(その時点では)タダ貰いとしか思えないエリザベス女王杯を選択した時点で、能力はともかくスーパースターとしての評価は取り下げました。あそこは、3度目の挑戦にしてついにライバル越えを果たして悲願のベルトを巻いたレッドディザイアジャパンカップに行ったんだから、
(レ)「おいブエナ!お前噛み付かないのか!俺はフライングするぞ!」
(ブ)「ウオッカなら何をやっても許されるのか(注:府中でしか走らない事を指すと思われる)!誰が一番強いのかはっきり決めたらええんや!やっちゃっていいんですか(競馬研究の)星野さん!!」
と二人でウオッカに挑戦状を叩きつける展開ですよ。そして、優等生イメージのエリート二人がヒール軍団を結成して髪型もモヒカンに変更(注:馬だからこれは元から)。背中に「赤欲」「美景」と刺繍の入った揃いのスカジャンを作って、「デブのダスカ&引き篭もりのウオッカはポーク&チキン」「頭の中も左にしか回れない左巻き」「動きはサラブレッドのメスに酷似」「(全く関係ないトウセンシャナオーに向かって)この金髪馬野郎!」と東スポの記者にコメントを捏造してもらって)挑発して闘いを煽らなきゃ!
あそこで「実より名」をとって素早くJC挑戦を表明したレッドディザイアと比べたらやっぱ落ちますよね。そこで弱気に「名より実」を取ってエリ女を選択したくせに、それでいて「凱旋門挑戦」「有馬の結果次第でドバイも視野」とか「実より名」に色気も見せるでしょ。だから嫌いなんですよ。


年間最高レース:阪神ジュベナイユフィリーズ安田記念
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20091213
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20090606
※ド安めツモっちゃったとはいえ綺麗に馬券を当てた事も良かったんですけど、上位3頭の騎手の道中の判断&エスコートぶりの見事さに感服したので。安田記念は正攻法で堂々勝ちに行ったディープスカイ、決め打ちの最後方末脚一本勝負で勝ちに行った私の◎ファリダットの「最大限の人事を尽くして天命を待った」激走を、絶体絶命の四面楚歌状態からパルプンテ一発で全て引っ繰り返した府中の魔女:ウオッカの、現役時代のアントニオ猪木張りの魔性のパワーに脱帽。
馬券的にも、エントリーを読んで頂いてお分かりの通りレースの正確を把握した自身のレースなので、余計に好印象ですね(笑)。


最高作品賞(ドキュメンタリー):ヤング@ハート
※本当は今年の作品じゃないけど、日本版DVDは今年発売だからOKでしょう。アメリカの、音大の教授が指揮をする平均年齢80歳のコーラス隊の活躍を追うドキュメンタリー。役者等の舞台経験があるメンバーがかなりいるみたいなので、レビューなどで見かけるほどにメンバーをまとめて公演を行う事が大変とは思えないんですけど、存在感が圧倒的ですよねえ。「物凄い年寄り」というだけで歌詞の意味が全然違ってくる所がミソ。最初は曲目(JB、クラッシュ、ラモーンズ、トーキングヘッズ、ソニックユース、コールドプレイ、ジミヘン、デビッド・ボウイ…)に興味を持って(この曲をどうやってコーラスにするのかと思って)観たんですけど、実に真っ向勝負な人間讃歌でした。「年はとてもまだまだ現役!」みたいな視点で「わしゃまだ若い者には負けん!」とか言う作品だと思いきや、レストランでちょっと咳をしただけで周囲の見知らぬ客から一斉に気遣われる事を「気を使ってもらえるのは嬉しい事だね!」と素直に受け取るお年寄りの姿勢に、本物のプライドを観ました。個人的にはそこが一番気に入っています。日本の老害の「頑張るから頑張る。何故なら頑張る事は良い事だから」という空虚な理由で素人なのに無謀な登山→周囲に迷惑。とは全然違って生き方に一本筋が通っている。


最高作品賞(アニメ部門):夏のあらし!ささめきこと
※悩んだんですけど、単なる個人的な趣味の記録なんだから好きなら両方選んじゃえと言う事で両作品が最高作品賞。
夏のあらし!は、自分が太平洋戦争物の本を読み漁っていたからヒットした部分もあるんですけど、原作はそれとは関係ない部分でも「この表情は、あえて顔を曲げて描いているのはこういう感情や表現を描く意図が有るのかな?」とか思いながら画を観るのも好きなので、もう知り尽くした話でも何度も読んでるんですよね。あと、サブキャラ人気が上がっても、あくまであらしさん絶対ヒロインの姿勢を崩さない所が男らしくて好き。「MVP=小林尽」でも良かったかなとも思ったんですけど、来年以降も続く作品だからまた表彰するしいいやと思って、今年はアニメと原作両方表彰で。アニメ版の「とにかく整合性より面白い事を優先」な姿勢も男らしいと思います(笑)。DVDは、テレビ版ではやらなかったCパートも入るそうなのでbuy or dieですね。あと、歌声喫茶方舟の選曲の統一感。「色眼鏡で判断されているけど楽曲のレベルはとても高い」という、この辺りの心配りのきめ細かさが好き。好き放題やっている様に見えてちゃんと統一した哲学はあるんですよね。多分。
ささめきことは、ノーマークだったけど本当に観ておいて良かったです。いまだに何処がどう自分のツボに入ったのか良く理解できないんですけど(笑)。
原作も好きですけど、アニメ版の方が大好きです。専門的な事はわかりませんけど、この作品だけ飛び抜けてテンポが心地良いんですよね。あと、割と若手で固めている割に声優さんも良かったなあと思います。まあ斉藤千和はいつだって最高ですけど(キッパリ)。


主演女優賞:大原さやか
※主演じゃないかもしれないけど、ベアトリーチェは凄かったです。「うみねこのなく頃に」はひぐらし同様2クールを2期やるんですかね?ベアトリーチェ様抱き枕」とか出たらちょっと興味そそられそうだなあ(笑)。絶対無いだろうけど。


助演男優賞中田譲治
※譲治さんといえばギロロ伍長ですけど、アプレンティスを観ていたらジーン・シモンズの声が譲治さんだったのはちょっと嬉しかったですね。子供の頃から「ジーン・シモンズのあのベロの長さは絶対人間じゃないよな…ていうかあれ絶対両生類だろ」と思っていたんですけど、まさかジーン・シモンズケロン人だったとは驚きです!!あと上記ヤング@ハートの指揮者:ビル・シルマンも譲治さんだし「ムダヅモ無き改革」ではプーチン大統領役です(笑)。http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20091230最高!


最優秀タッグ;沢城みゆき三瓶由布子(@君に届け
沢城みゆきは素晴らしい!何か表彰を!と思って、最初はMVPにしようかと思ったんですけど自分がそういう過剰な事をやるとろくな目に合わないので三瓶由布子と一緒にささやかながら表彰。三瓶由布子が女の子の声をやると、何と言うかいけない秘密を見ちゃったというか小学生の時に一緒に毎日野球とかやって遊んでいた近所の子が来年から通う中学のセーラー服を着てみせてやっぱり女の子だなと意識しちゃってちょっとドキドキ的な感じで萌えるわみたいな。どうでもいいけど三瓶由布子ってMEGUMIに似てますよね。一部を除いて。もちろん良い意味で。どっちも大好き!


ベストバウト:ジャイアント馬場ジャンボ鶴田三沢光晴組×テリー・ゴディブルーザー・ブロディゲーリー・オブライト組(@天国のどこか)
※「こんな試合を続けていたら、10年持つ身体が3年か4年しか持たないかもしれない」と語り、暗に全日本プロレスを扱下ろしていたのはアントニオ猪木でしたが、よりによってそんな批判を受けていた全日本プロレスの元エースが全部旅立ってしまったんですよね…。あっちではこの試合、凄い評判だったらしいよ。 「こんな素晴らしい試合を観れるなら、死ぬ事なんてむしろ幸せだな」と、逆に精一杯生きる勇気が出てきますね。


ベストライブアクト:ビヨンセ
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20090809/p1
※「正直、曲はデスチャの方が好きなんだけどな…」とか思いつつ、本当に行って良かったです!


ベストダンス:RIKI高山善廣長州力
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20090908
※でもPVのデキは正直全然…


最優秀人格者:真壁刀義
※プロレスの技術の高さもさることながら、「ブレまくりだの〜」等時事ネタを絡めた風刺や「俺は今トサカに来てんだよ!!」等味わい深い言語センスが好きです。ちなみにアキレス腱断裂の大怪我で入院して、引退まで考えるほど落ち込んだ真壁さんが立ち直ったのは「50日間の入院中誰も来なかった日は2日しかなかった」くらいお友だちがお見舞いに来てくれたからとの事。努力、友情、勝利!!僕もお友達になりたいです!!

インタビュー中に悪役レスラーが襲ってきて、「え?」と素で驚く真壁さん。

良く観ると素人のアナウンサーが襲われないよう左手で避難させている真壁さん。やっぱいい人!

シャッターに叩きつけられる真壁さん。「地下駐車場のシャッターに叩きつける」という、効果音抜群&ダメージ微小な反則攻撃を考えた人は、ノーベル平和賞受賞の権利があると思います。


最優秀ドラマCD:秘め話CD(ストライク・ウィッチーズ)
※大好きなストパンの表彰理由をどうしようかと思ってこれにしました。ストパンは公式サイトもいまだに微更新が続いていて、放置しない所は好感が持てますね。中のネタも結構充実していて、歴史を解説するコーナーで「欧州の情勢は複雑怪奇なり!」と突然叫んだり、ちゃんと学生時代に勉強している人にだけ面白いネタが随所にあって。ちなみに来年頭からサーニャ&エイラのラジオ開始ですよ〜。第2期まだかなあ。

これでも「パンツじゃないから恥ずかしく無いもん!」と言い張る穴吹さん。「むしろパンツより恥ずかしい物を履いている」という視点から考えてみてはいかがでしょうか。


最優秀太もも賞:門脇舞以
※このお方、たまに小学生の半ズボンのような超短パンのファッションを御披露なさるんですけど、その太ももがまたもうね。あれですよ。しばらく動けなくなるんですよ。まあそれはともかく、最近ブログで披露しているその神がかった撮影技術で、俺だけの斉藤千和をいつか是非!あと、サーニャも大好きだけど門脇舞以にはベホイミちゃんみたいなのも是非やって欲しいなと。


最優秀思春期声賞:小見川千明
※今年一番好きになった人かもしれない。人込み大嫌いな私がイベントに行くなんてよっぽどの事ですからね。
最初「潤みたいな思春期の男の子の声にこの人の声がはまるんだな」と思って思春期声賞というネーミングにしたんですけど、良く考えたらマカもかなり思春期キャラですよね。マカにはかなり疑問があったけど潤はバッチリだったのは、新房昭之監督作品とBONESの力量の違いのような気がしてきた。
この人の「演技をしている時の声」って、もともと子役として何度も舞台に出ているみたいなので、単純に発生の仕方が舞台仕様だから表面的には棒読みっぽくも取れるだけで(マイク使わずに劇場で演技をすると、セリフはどうしても平板と言うか某国民的人気5人組男性アイドルのキムさんのような「いわゆるナチュラル演技(笑)」からは程遠い喋り方になりますよね)、本質的にはかなりデキる人だと思ってます。歌声も良いですよね。夏のあらし!のブックレットを読んでも凄く考えて工夫してる事がわかるし。まあ「ナチュラルな演技(笑)=演技力がある」と勘違いされがちなこんな世の中じゃあ異質に聴こえちゃうかもしれないですが。関係ないけど、私の大好きな広橋涼は、一言で言って非常にナチュラルの反対のケミカルな演技だと思います。個人的にひそかに「インダストリアル声優」と呼んでますから(笑)。どうでもいいけど、youtube小見川千明の動画に、外国の方の「pejapai」というコメントが付いていて吹きました(笑)。失礼な!!スレンダーと言え!!ていうか「pechapai」だから!!


最優秀物真似芸人:イジリー岡田
※「テレビで三沢さんのものまねをやり終えて楽屋に戻ったら、知らない人から電話がかかってきて『俺、パラパラとか踊らねえし』っていきなり言われたんですよ。良く聞いたら三沢さん御本人で、しきりに謝ったら『まあ、面白いからいいよ』と許可を頂きまして」
「三沢さんの物真似をもっと完成度の高いものにしようと思って。思い切って三沢さんに『三沢さんのコスチュームと同じものを作りたいと思うんですが、どこで売っているんでしょうか』ってお聞きしたんですよ。それからそのお店に行ってコスチュームを作ってお金を払おうとしたら『御代は既に三沢様から頂いております』って言われて」
等等故・三沢光晴さんの温かい人柄が偲ばれるエピソードを続々披露してくれたイジリー岡田。この人根は凄く真面目なんだろうなあと想像していた通り。この人が高校生の時に素人番組に出て披露したネタが「渚のバルコニーをオペラ風に歌う」ですからね。

イジリー岡田と年越しカウントダウン!二郎さんの笑い声で時を刻むイジリー!三沢さんの指ワイパーで時を刻むイジリー!渡辺篤史の息の吸い方で時を刻むイジリー!最高だ!izzyにおまかせ〜!



最優秀一般誌:WEDGE
※月刊誌で全カラー¥400でこの充実度はかなりの物だと思います。ホットなニュースをわかりやすくまとめてあるので、私のような「恥ずかしながら仕事が激務過ぎて社会の事に疎いので、勉強の取っ掛かりになるモノが欲しい」という人が買うと良いと思います。


萌えの極北賞:抱き枕を擬人化
※抱き枕自体が擬人化の反対(擬物化?擬枕化?)だろうが。
同上:秋葉原歴女メイド
※以前から秋葉原に行く度に気になっていた「肩鎧が付いたメイド服を着て腰に脇差を差しているメイド」。あまりに気になるので先日チラシをもらってみたら「戦国メイドカフェ:もののぷ〜店内で合戦が繰り広げられる新感覚メイドカフェ♪お館様、姫様のご帰城をおまちしております。入城料:土日祝500円」って書いてありました。細かいネタが上手い(笑)。っていうかカフェで合戦しないでくれ。
http://akibamap.info/archives/51232979.html
こちらがお店の様子ですね。正直、超行きてえ(笑)!一人で行くのはかなりつらいので一緒に行ってくれる方募集します。


最優秀シリーズ:光文社シリーズ古典文庫
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20091217/p1
もっと振り切って欲しいなあという期待も込めつつ。


最優秀OPテーマ:Cagayake!GIRLS(けいおん!
※文句なしでしょう。近年最もバンド魂を刺激された曲です。そういえばふと思いだしたけど「桜高校軽音部の紅白出場内定!」っていうニュース流れた無かったでしたっけ?本当に声優さんが楽器練習している記事は観て感心していたんですけど。そういえばけいおん!第2期制作決定だそうですね。凄いハイペースで飛ばしていたからもうやらないものかと思っていたんですけど。


最優秀EDテーマ:本日、満開ワタシ色!(ハヤテのごとく2)
※これもかなりの名曲だと思うんですよね。う〜ん、大好き(中の人の事が)


レコード大賞:わたしだけにかけて(唄:面影ラッキーホール
夏のあらし!第1期のOPですね。面ラホ最高!



最優秀スポ根チーム:青義軍
「負けたら青義軍入りしてやる!」と悲痛な覚悟を語った…みたいに完全にネタ扱いされている青義軍ですけど、面白いから好きです(笑)。ちなみに曙の事は盛んに勧誘している永田さんですけど、金ちゃん(金原弘光)の青義軍入り希望は「ウチはダメなヤツを更生するチームだから、金原さんみたいに強い人はダメ」とあっさり却下しちゃいました。なんでだよ!!曙の立場は(笑)。



最優秀歌唱賞:伊藤静
大好きな声優さんですけど正直今まで歌は意識してなかったんですよね。でも難しそうな歌でも凄く軽やかに歌うし、余裕があるんですよね。power of flowerの一番最後の「ぐん!と背伸びをして〜」の「ぐん!」の歌い方とか、「本日、満開ワタシ色!」の最後の「う〜ん、大好き!」って入る所とか凄く好きです。ベテランプロレスラーの試合運びのように、余裕を持っているから決めるべき所を外さない。これは僕のパン職人としての持論と同じで、声優さんも職人な訳だから共感できるし尊敬できるなと。


流行語大賞:大人女子(笑)、自称プロサーファー
※自称プロサーファーはかなりネタとして重宝していたみたいですけど、個人的には「大人女子」という単語が、この国の崩壊を象徴している重要なキーワードだと思っているんですが。


新人賞:浜亮太
※凄く上手いんですよね。この選手。期待大です。


最優秀社長:武藤敬司
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20090812/p1
※三浦海岸でのイベントに参加した時は、海に流したスイカを子供たちが元気に追いかける姿を優しい目で見つめる武藤社長と、ほとんど触れ合うくらいの至近距離で一緒に時を過ごさせていただきました。今考えると良く関係者から注意されなかったなあ。関係ないけど今度のF-1(ものまねプロレス選手権)では是非鳩山夫妻のものまねの鳩山来留夫&似幸をリングに上げて欲しい。高山&鈴木みのると対戦させて、中国大好きの鳩山がエベレストジャーマンを食らって(チベットの怨念で)絶命というトンチの効いたネタが観たいです。殺伐とした世の中だからこそ、こういうお年寄りから子供まで安心して笑えるほのぼのした笑いが必要だと思うですよ。


最優秀清掃用具(笑):ティエレン・タオツー
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20090527
※本気で気に入っています。


最優秀ギタリスト:マドンナ
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20091105
※マイケルの分も頑張れ!


最ゲーム化希望作品;咲
個人的にはゲーム化が一番はまる作品だと思っているんですよ。「久のリーチは絶対引っ掛けの地獄待ちだな」とか「タコスは東場さえ凌ぎ切れば…」とか「咲相手なら自分の手を崩してでも順子場に!」とか対戦相手に合わせた打ち方が楽しめそうじゃないですか。私が誰でプレイしたいかというとやっぱタコスかな。自分も先行逃げ切りタイプですからね。ていうか釘宮病患者ですからね。余談ですけど、さっきある本を観たら釘さまがビジュアル的にとんでもない事になってました。広橋涼はもっとアレでした(笑)。


最優秀解説者:新庄剛志
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20091101/p1
※新庄って、多分「ただ単に内野安打でも何でもとにかく出塁する」っていう事だけやるのなら左打ちに転向して年間200本打つくらい訳ないんだと思うんですよ。多分「そんな物全然面白くない」と思っているからやらなかっただけで。
日本シリーズの解説の時に、高木豊清原和博という大先輩達が新庄には物凄く敬意を払っていたんですよね。プロから観てそれだけ飛び抜けた才能なんだと思いますよ。ちなみにこのエントリーを書いてからやたらに「新庄/解説/批判」等の検索でこられた方が多かったんですけど、自分が世間の「正しい人達(笑)」と正反対の意見である事がわかって本当に心の底から安心しました(きっぱり)。逆に、この国では「立場が下の人間の悪口を論う」人間が「有識者(笑)」扱いされてる事の証明だなと。


最優秀フィニッシュホールド:ランディ・オートンのパント
※まあ今年ブログに書いたアンダーテイカーのヘルズゲ−トhttp://d.hatena.ne.jp/c-mad/20090301/p4でも良かったんですけどね。
アンダーテイカーの場合は「まずキャラクターありき」なわけで、ランディはこの技によって自分に「非情で危険で陰湿な男」というキャラクターを完成させた点で上かなと。デビュー当初は「レジェンドキラー」として、地面すれすれの体勢から伸び上がって相手の首を狩るRKOを必殺技にしていたのが、自分が王者になってからは相手を非情に蹴り飛ばす技をフィニッシュに変更するんだから実に理にかなってますよね。素晴らしい。
余談ですが、私は甥っ子との怪獣ごっこの際、怪我をさせずに大ダメージを与える技としてヘルズゲートとミスターソッコ(靴下を相手の口にねじ込んで臭さで悶絶させる技)を合体させて、ラバーガードの体勢から足の裏を相手の顔に押し付ける荒業:ヘルズ足臭いを開発して以降負け知らずになりました。正確には甥っ子が怪獣ごっこはやらなくなりました。言う事を聞かない暴れん坊なお子様をお持ちの方は是非。


作曲賞:近田春夫
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20091113
夏のあらし!を観ていて、「OPテーマ:作曲近田春夫」って出た時は思わず歓声上げました。完全に虚を突かれた。
で、「日本語でミニマル構造の〜」っていう話ですけど、日本語でミニマル構造な曲を作るとお経になっちゃうんじゃないですかね?あれ四つ打ちだし。タラちゃんが踊りだす。


最優秀アダルトビデオ制作会社:TMA
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20091116
※公式で観れるサンプルしか観て無いので何とも曖昧な判断ですけど、もっと細かいネタをこれでもかと詰め込んだ方が面白いと思うんですよね。一般作品ではつながりのない作品の安易なパロディを観るとイラっときますけど(同じ制作者、声優、放送局等根拠あるパロディなら許せますが)、ここの場合は存在自体がパクリなんだから「ただ単にネット上で人気っぽかったから予算の許す限りのレベルで適当にパクリました」じゃあただの泥棒ですから。ストパンパクリ作品でサーニャ出すなら、中の人繋がりで「指フェラって何ですか?」のセリフくらい入れないと(注:私は作品自体観ていないのでもし入っていたらごめんなさい)!!そういう小ネタを詰め込みまくっていれば「こいつら本気だ・・・」ってなりますからね。まあ本気だからと言って誰が得をするのかわかりませんけど。
次からは「次回作は○○のコスプレ作品を作ります!アイディア募集!」とかやればいいと思うんですよね。「こういうネタは必ず入れて欲しい」とか「○○(キャラクター)は○○(女優)が適任だと思います」みたいな業界初のweb2.0方式エロビデオというのはどうでしょうか。そこまでやって初めて「トータルメディアアージェンシー(TMA)」の名にふさわしいかと。「絡み無しなら出たい」っていう女子は山ほどいるだろうから、コンシューマ版(笑)だけでも成り立つ様になるんじゃないですかね。ひろゆきが対談番組で「個人のネット配信でやれる事には限界があるから、テレビが無くなる事は無い」って言っていたけど、こういう方角に行くと思いますけどね。科学の進化は戦争かエロのどっちかが引っ張るものと決まってますから。という訳で、次回の「コスプレ作品」はこち亀にして欲しいです(笑)。TBSよりTMA!!冗談抜きでTBSのゴールデンよりもTMAの方がクオリティ高い可能性は十分あるのでは無いでしょうか。


殊勲賞:尾玉なみえ
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20091222
なみえの単行本が3巻まで出るなんて!心の底から愛を込めて「愛すべき馬鹿」と言わせて頂きたい。


功労賞:加藤和彦
加藤和彦さんは「愛・おぼえていますか」の作曲者でもあるんですよね。つまり、「いわゆるアニソン的ではない、アニメ作品の劇中で使用されている曲」の決定打を作った人ともいえるし、これがあったからこそ現在のメディアミックス主体の手法が確立できたともいえるのでは無いでしょうか。実際、既得利権ガチガチの映画やドラマのサントラなんて買う気しないけど、アニソンのサントラは「聴きたい」という理由で買いたいの多いですからね。


最優秀萌え動物:ジャイアントパンダ(3年連続3度目)
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20081020
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20070920
※その愛は永遠。
黒柳徹子のパンダの本の書評とか書こうと思って忘れていたので来年の4度目の受賞は確定的です。ところで、福田が「パンダを借りてくる」という話は一体どこに行ったのでしょうか。お前がポケットマネーで借りて来いと。そこで「あなたとは違うんです!」と言ってくれたら手の平返して絶賛してあげます。借りてこれないならお前が顔を白黒に塗ってパンダになれと。どうせ似たようなもんじゃん。福田が全身パンダペイントで檻の中でタイヤにぶら下がりながら「あなたとは違うんです!」って言ってくれたら「正解です!」って言ってあげるのに。福田ならチンパン一人二役いけるから動物園側からも喜ばれる事確実ですね!!。


最優秀萌えキャラ:せんとくん(3年連続3度目)
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20090422
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20080302
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/2008042
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20080821
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20080820
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20080416
※祝紅白出場!!ていうか自分の病的なまでのせんとくんプッシュぶりの方に驚きました。


最優秀書籍:脱貧困の経済学(飯田泰之×雨宮処凛
※内容に関してはここでは紙幅(ってネットでもいうのかな)が足りないので改めて書きたいと思いますけど、この本は読んでおいた方が良いですね。ちなみに私は、リフレ政策に関しては「正しいけど、正しく機能させるためにやるべき事があるのではないか」と思っています。


そんな感じで、来年も宜しくお願いします。ここまで読んだ人は恐らく一人もいないと思いますけど(笑)。