パンダ通

この時期何がウザイって、花粉症・・・の人間の、非花粉症の人間がくしゃみした時の嬉しそうな顔ね!!「何?花粉症?ついになった?君も?つらいよ〜(満面の笑みで)!!もうね。一生治らないから!!」って、花粉症の人間が仲間候補を見つけた時の笑顔の弾けっぷりは日本でベスト3に入りますね。ちなみに後の二つはグルメ番組に出た時のホンジャマカ石塚の作り笑顔と、新谷良子の歌う時のムチャクチャ嬉しそうな笑顔。あれは国宝級。


さて、私がパンダ研究家(妄想家)である事は既に何度もこのブログで書いていますが、パンダ研究家としてもちろん黒柳徹子先生の事を紹介しない訳には行きません。今日はそんなパンダ会のボス、黒柳先生の著作を御紹介しようと思います。



パンダの語源
黒柳先生がパンダに興味を持ったのは、小学校低学年の時に叔父様からアメリカ土産のパンダのぬいぐるみをもらった時との事。女の子だなあ。当時はアメリカではパンダが大流行していたけど、日本には全く情報が入ってきていなくて、パンだという名前すら知らず「漫画みたいな模様の熊」という認識しかなかったらしい。ようするに「かわいい」という意味で異形だからほれ込んだということですよね。私がパンダに興味を持ったのは、最初指が6本あるという「異形ぶり」を知り、調べていくうちに「実はパンダって本気出せばめちゃくちゃ強いんじゃね?」と思うようになったからなんですよね。
ちなみに「パンダ」という言葉は、なんとネパール語の「ニガリャポニヤ」という言葉が語源なんだそうです。意味は「笹を食べるもの」。そのままです。っていうか、そんなに「笹を食べる生き物」って珍しいんですかね?あんな消化に悪そうな物を主食にするのは合理的じゃないですよね。しかもパンダって腸が短いのに。まあ世界最強パンダさんにとっては普段の食事も修行な訳ですよ。


パンダの妊娠期間
極端に受胎の期間が短い=弱い生き物ほど大量に子供を産む(例:マンボウ)=逆説的にパンダ最強。というのが私のパンダ最強説ですけど、黒柳教授によるとパンダの妊娠可能な期間は年に2日程度との事。そこまで短かったんですか!さらに、ゴリラなどのように家族単位で行動している動物は交尾の仕方を見て学習するけど、パンダさんは他パンダの交尾を目で盗む機会が無いから、本能でやり方をしているそうだ。


女って・・・
日本でパンダといえばランランとカンカン。人前ではいつもお行儀良く、内股で楚々と歩くランランを観て「こんなにいつも襟元正してすごしていたら疲れちゃうんじゃ・・・」と心配した動物園の方が、寝ているところをこっそり赤外線カメラで盗撮したら大の字になってグウグウ寝ていたそうだ。それにしても、国民的アイドルマル秘盗撮映像・・・。流出したら即ゲットだぜ!としか言い様がない。


偽者は許さん
黒柳先生が名付け親になったトット(豆豆)というパンダ。自分のゴッドマザーの写真パネルを見せられたら、礼節を重んじるパンダさんらしく挨拶に飛んでいったが、それが偽物(写真)だと分かった瞬間ぶちきれてパネルを粉々に砕いてしまったらしい。他にも、飼育係の方が気分を出すために貼り付けた「石壁の写真の壁紙」も、本物の石壁ではないと観るや即粉砕。不正は絶対許さない!!次期首相候補には是非パンダさんを!!毎日がブレ発言記念日な鳩とか平野の事をパンダさんが出会ったら・・・考えるだけでも恐ろしい。


顔がパンダになってる
パンダ写真界の第一人者:岩合光昭さんによると「パンダを撮影している時の黒柳さんは、顔がパンダになっている」との事。さすが先生!まだまだ私も修行が足らないと言わざるを得ない。


肉も食う
パンダの糞に鹿の毛が混じっていたり、パンダをおびき寄せるには焼肉の匂いを使ったり、まだまだパンダさんにも最凶最悪の生物だった頃の血は滾っている様子。


超速い
「猫の俊敏さと熊の腕力を併せ持つ大熊猫・・・それこそが最凶生物パンダさんの真の姿」というのが私の主張ですが、岩合さんがパンダを撮影中にうっかりフィルム交換用の鋼の板を落としてしまうと、そのキラキラした鋼の板めがけてパンダが突進。鋼の板をぐしゃぐしゃにしてしまったそうだ。その素早さにパンダを知り尽くした岩合さんも驚いたそうだが、そのパンダの俊敏さを語る岩合さんに対して「じゃあ、マングースぐらいの速さで来ました?」と予測不能な質問をする黒柳先生の方がよっぽどすごいと言うか。速さの単位がマングースなのは世界広しと言えども黒柳徹子以外にありえないだろう。



結論。黒柳徹子とパンダ、両方最凶。