2010大晦日

2010年もとうとう終わりですかあ。個人的には「ろくでもない世の中だった上に、これからもっとろくでもない事になるんだろうなあ」と強く感じた一年でした。ブログに関しては、競馬予想だけは毎週続けてその他のエントリーがかなり減ったため、より競馬予想の色が濃くなったのかなと思います。最後に有馬記念ファイナルS、アンコールSを取ったので気持ち良く締める事は出来ましたが、今年の秋のGIは過去記憶にないくらい酷いレース内容だったと思います。そういえばダービーも酷かったなあ。


という訳で、今年も自分のブログから一年を振り返ってみたいと思います。自分のメモ用に書いているので特に面白い事やタメになる事が書いてあるわけではありません。あしからず。


MVP:サッカーW杯南ア大会日本代表
サッカー関係者の方々(試合をしていた当人含む)からは「試合がつまらない。日本代表の試合じゃなければ途中でテレビを消していた。」と内容に関しては酷評されているらしいですけど、個人的には凄く面白かったです。まあサッカーに関してはまるで知識がないからかもしれないですけど、そんな自分から観て「実に日本人らしさ全開の戦いだな」と納得の試合でした。サッカー通の方々にしてみれば「動きがないからつまらない」という評価なのかもしれないですけど、あれでつまらないと言っていたらアブダビコンバットとか観たら鬱病になるよ。


最優秀助演女優賞中島美嘉うぬぼれ刑事
自分が最もJ-POPを聴いていなかった時期に出てきた人なので正直何の興味も無かったんですけど、存在感もあるし歌よりも演技の方が向いているのではないでしょうか。


最優秀助演声優賞:原田ひとみ
バカテスの姫路さん、ささめきことのハチ、HOTDの犬、アマガミ茶道部の先輩、ひだまりの乃梨、ドリクラのるい先生・・・全部好きです。というよりエンディングで初めて「あ?これダチャーンだったのか」と驚く事が多い。演技の事なんてまるで分からないですけど、一般的にアニメ好きの人が「演技上手」と褒める人達と比べても上じゃないかと思います。歌も上手いし。ラジオ等のフリートークの情緒不安定ぶりも凄いですが。


最優秀シングル:恋はみずいろ(ゆかな)
AZAISM(浅井三姉妹)とどっちにしようかかなり迷ったんですけど(要するに不作だった)、CWも良い出来だったのでこれを選びました。


ベストバウト:ゼットン×ゴモラ
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20100127
我ながら良く出来たと思います。


最優秀バイリンガル伊達政宗中井和哉
英会話DVDとか出したら普通にバカ売れすると思います。数十年後「ジャパニーズは、掛け声だけは異様に元気になったな」とか評価されたり。


最優秀コラボ作品:東スポキティちゃんTシャツ

全日本プロレスとのコラボはかなり前から行われているので、アイディア自体はすんなり話が通ったらしいけど、「サンリオの2大タブーはスキャンダルとエロ」との理由でサンリオ上層部が判を押すまでには紆余曲折があったとか。・・・そういう話をドラマ化して欲しいなあ。絶対面白いと思うんですけど。サンリオピューロランドに行ったらベンチに座ったキティちゃんが東スポ読んでたりしたら絶対行くのになあ。林原めぐみの声で男セン面を音読して欲しい。


最優秀アスリート:少林サッカーをリアルでやった人たち
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20100818
これは観たい。


最優秀ボクサー:内山高志
今一番好きなボクサーです。ちなみに外国人ボクサーで一番好きなのデビッド・ヘイです。ところで内山高志のニックネームなんですけど、ロケット砲並みの一撃必殺弾を瞬速6連射できると言う事で「フリーガーハマー」というのはどうでしょうか。勝利者インタビューで「人前でトランクス一丁は恥ずかしくないですか?」「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」まで言ってくれれば完璧。


残念賞:白い鯛焼き
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20100103
自分ならあんこを皮の大きさに合うように薄く延ばした物を予め準備して外見の改善&作業効率向上&材料コストの安定を同時に実現する事を考えますけどね。まあ何をどうしようと内臓透けてるメダカみたいでキモいんですが。


最優秀噛ませ犬賞:福島瑞穂
どのテレビ番組に出ても、発言し始めた途端司会者に無視されCMを入れられる様がレオパルドンイズム丸出しで最高だなあ・・・と、思っていたらムダヅモ無き改革で似たようなネタにされていてちょっと嬉しかったです。

次鋒レオパルドン行きます!

グオゴゴゴ

ウギャー!!
関係ないけど、ムダヅモ5巻の中で個人的に一番ツボに入ったのは「セルフコントロール(自五)!!」です。


最優秀爽やか:東海大相模の一塁コーチ&三塁コーチ
準々決勝の九州学院戦、強烈なライナーを取ろうとしてグラブがずれ、左手首に直撃してしまい激痛に顔を歪める相手投手の両肩を抱えて相手ベンチまで送り届ける気遣いを見えた東海大相模の一塁コーチ&三塁コーチ。以前相手チームの選手のドーピング報道が流れた時に「ドーピング関連の野次を飛ばして相手を動揺させるでゲスよ!グヘヘヘヘ!」と下劣な作戦を進言する伊原コーチを「そんなスポーツマンシップに反する作戦はダメだ!」と一喝した原辰徳監督の後輩だけの事はある。


最優秀応援団:興南高校応援団
放送禁止用語)の完全に泥酔して送ったとしか思えないインネン投書によってハイサイおじさんを自粛→絶妙なタイミングで自粛解除した途端興南攻勢→プロ市民ざまあ。の最高展開。この夏一番気持ちよかった。


ベストライヴ:OZZY OSBOURNE
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20101013
やっぱりオジーは最高でした。最高のエンターテイナーなのはもちろん十分承知で観に行ったんですけど、あんなに祝祭空間になるとは思ってませんでした。凄い。


ベストイベント:超ひだまつり
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20100221
何がどう楽しかったのか説明するのは難しいんですけど、全部の瞬間が楽しかったです。チョーさん最高。もちろん水橋かおりはもっと最高。


最優秀生き物:ウチの近所の野良猫
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20101130
彼が塀の上にスクっと立って、ゴミを漁りに来るカラスからウチのアパートを守っていた姿には本気で感動しました。まあ自分がゴミを漁りたかっただけみたいなんですけど。


最優秀経済学者:喜多村英梨
ラジオで「私馬鹿だから良くわからないんだけどさ〜。お札を刷らないとか言ってる奴のせいで不景気なんでしょ?」と突然的を射た発言をしてびっくりしていたら、頭でっかち(物理的な意味で)な白川総裁がゼロ金利政策国債買い入れに踏み切ってさらにびっくり。どうでもいいけど日銀の介入も中途半端で全く意味ないですよね。「どんな手を使ってでも円高を食い止める」という姿勢を見せなきゃたんなる無駄遣いでしかないのに。ばら撒いた方がましだっつーの。


最優秀競馬予想:斉藤祐樹
毎年有馬記念の直前になると、各スポーツ新聞が著名人の予想を載せるんですよね。当然東スポは、スポーツ選手を中心にしながらも随所にAV女優等をちりばめた、独自のラインナップの有名人予想コーナーを作るんですけど、斉藤祐樹ーAV女優ー市川団十郎の物まねをした神無月ー鈴木早智子ー元大嶽親方と並べるデザインセンスはやはり抜群。
中でも「競馬は全然わからないっすよ〜。何でも1番になるのはいい事だから1番(ヴィクトワールピサ)で!!」とあっさり的中させた「持ってる」男に代表として授賞。まあ何よりも最高なのは「今賭け事はしないんだよ」といいながら結局きっちり予想する元大嶽親方(しかも大はずれ)と、賭け事で人生棒に振った人に賭け事の予想をさせにいく東スポだったりする。

どうでもいいけど、彼が流行語大賞(笑)で特別賞を受賞したのは、審査員のやく(ryが「サッカーの本田選手が流行らせた言葉だけど、野球選手に受賞させたかったから」という全く意味不明且つあからさまに私情剥き出しの理由だそうですね。この乳首相撲行事、どんどん付け上がってますね。


流行語大賞:僕は一体なんだったんでしょう。(金星人)
こっちが訊きたい。


最優秀コメントする気にもなれない賞:菅直人
怒りを通り越してひたすら虚無感しか感じないので、もう国内ニュースは見ないようにしてるんですけど、「毎日がブーメラン記念日」な芸風は「元厚生労働大臣だったのに『疾病』を『しつびょう』と誤読」で完成されたと思います。


最優秀FW:三宅雪子
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20100515
国会で見せた一瞬の反応の速さといい、マンションの4階から落ちても軽症で済むフィジカルの強さといい、天才だと思います。完全にジャッキーを超えました。


最優秀講師:千田潤一
先日TOEICのSWテストの講演会?に行ってきたんですけど、この人喋り上手いなあと感心しました。その時の話は年明けに書くかもしれません。ちなみに自分は4ヶ月勉強してTOEIC740点取りました。独学なので千田氏とは何の関係も無いですけど。社会の底辺の自分でもこれくらいは余裕なんだから、自称勝ち組の世間の方々なら990点は眠っていても取れるんじゃないですかね。


最優秀萌えキャラ:せんとくん(4年連続4度目)
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20090422
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20080302
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/2008042
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20080821
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20080820
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20080416
無事大役を終えられた様で何よりです。以前ブログに書きましたけど、自分は大雑把に言うと「今の日本の『マスコミ』は『クラスマガジン』になっている。そのクラスマガジンが対象としている『クラス』が今の日本で『良識』とされている人間達イデオロギーや年齢、性別、格差では区別できない。どのジャンルにもほぼ同じ割合で存在している)であり、同時に『病理』そのもの」と思ってるんですね。思っているというかほぼ確実に正解に決まってるんですけど、そういう「自分は良識だから、世間からゴーサインが出たものに対しては無差別に攻撃して良い。自分に利害があるか/自分の本当の感情がどうかという事は一切問わない」と思い込んでいる(放送禁止用語)な「良識派」の格好の的になってしまったせんとくん(とその作者)。そんな状況でも全くぶれなかったせんとくんの生き方は、今後この国を良くしようと思っているまともな人間にとっても良い指標になるかもしれません。と、適当な事を言ってみる。


最優秀キャスティング:武蔵(アナゴさん)
来年放送の番組ですけど、どうしても紹介したいので。カツオの将来の嫁役=平野綾とかノリスケさん=爆笑問題の田中とか気になる配役は一杯あるんですけど、「下唇が出ている」というだけの理由でアナゴさん役に武蔵&その嫁役に北斗晶って完璧過ぎる。スピンオフドラマ:アナゴさんやって欲しいなあ。


最優秀リア充ロジユニヴァース
レースの1ヶ月以上前に「天皇賞(秋)は体調不良で休ませていただきます」。レースの1ヶ月以上前に「有馬記念は体調不良で休ませていただきます」・・・20代青年の7割以上が非正規雇用という労働環境で新たなWORK&LIFEの価値観が模索される中、平気な顔で「1ヶ月先に体調不良になる予定なので」と有給届を出すロジさん。正直見習いたい。タイトル名をどうしようかしばらく考えたんですけど、働きっぷりが「非正規雇用と見せかけて実はリア充」な人みたいだなと思ったので。


最優秀ロボ:ASIMO
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20100126

地球の平和を守るため、月面上で小泉ジュンイチローと共に闘った我らがアイドルASIMO。わざわざ会いに行ってブログに書くくらいだから当然大好きです。ありがとう大和田秀樹先生!!


最優秀ムック:騎手・藤田伸二 20年の「男道」 (別冊宝島)
藤田騎手のファンサービス至上主義な姿勢には頭が下がります。そんな漢のムックなのだから当然最高の内容なんですが、「著名人のwikipediaのページを本人が添削する」というありそうでなかった企画には痺れました。脛に傷持たぬ清廉潔白な方ならまだしも、一般人への暴行事件で謹慎食らった人にやるなんて、あまりにもアグレッシヴな企画。オファーする編集者も受ける藤田伸二も漢過ぎるって!!


最優秀書籍:変身/掟の前で(著カフカ/訳丘沢静也)
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20100505
全く今年の作品ではないんですけど、私が読んだのが今年なので。むしろ普段読書をしない人に超お勧めです。


売国調教師:松田博資
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20101226
しつこいですけど、スミヨンが下手だ下手だと散々騒がれてますが(実際下手ですが)、ああいう騎乗をする事を条件に、日本のトップジョッキーを二人クビにしてまでスミヨンに依頼したのはこの男ですから。こいつと堀は心の底から大嫌い。


それでは良いお年を。