他に使う材料としては
卵と牛乳がありますね。

卵に関しては、味とか栄養面等を考慮して添加するんですけど、
75%が水分なので、少なくとも10%位は入れないと効果を感じません。
味以外にも、色つきが良くなる等の効果があります。
卵白は、パンを堅くする効果も発生してしまうので、
ここ一番の気合の入ったふんわりパンを作りたいときは
卵黄だけで作った方が良いですね。

ちなみに、お店でパンを作る場合は
「液卵」と言う、牛乳パックのような紙容器に入った
液状の卵が、全卵・卵白・卵黄と各種あります。
イメージ的には一瞬、安全性などを疑ってしまいがちな代物ですが、
キューピー、ケンコーなどのメーカーから
マヨネーズを作る際の副産物として出てしまうものが主なので、
変な物ではありません。
冷凍保存されていますし、
サルモネラ菌というのは卵の殻に付着している物なので
(鶏は肛門から卵を産むので)、
夏場などは、むしろ液卵の方が安全性が高いともいえるのではないでしょうか。

牛乳は生乳と粉乳があります。
生乳を入れると生地が締まりやすくなるので、
水で仕込んでいた製品を牛乳に変える場合は
割合を少し増やす必要があります。

粉乳を入れる場合は、
生地ができるまでにやや時間がかかり、緩く滑らかになります。
色つきも良くなります。
ただ、phが高くなるのでその対策をするとさらに良いです(phについてはいずれ説明します)。

パンについてもっと知りたい方は、詳しくは私のサイトも是非ご覧下さい。→http://www1.ocn.ne.jp/~ribot/