そして一番大事なのは水、水ですよ。
もちろん安全面からも重要ではありますけどね。

結構材料とか製法にこだわるパン職人さんっているじゃないですか。
そういう人はほぼ確実にフランスパンなどのハード系のパンを
売りにしているわけですけどね。

都会でパンを焼いている人なら、
最低でも浄水器はつけていないと、
それすらせずに、材料だの何だのにやたらに注文をつけて
「オレはこだわりパン職人」
とか言っている人は
率直に言って可哀想な人間だと思いますね。

じゃあミネラルウオーターを使えばよいのかと言うと
そういうものでもないんですよね。
水の硬度によって生地の作り方も変化するんですよ。

僕は以前、人工知能を搭載して
誰でもボタン1つ押すだけで
プロと全く同じ生地を作れるミキサー
と言う物を作っている会社にいて
店舗に導入する際それを設定するんですけど、
土地によって、同じ設定でも
生地の出来具合が全然違っちゃうんですよ。

まあとはいえ、
パンのためにいちいち引っ越していたらたまらないので、
ある程度の許容範囲であればいいですけど。
硬水/軟水の基準は国によってまちまちらしいので
あまり他との比較とかしても意味無いのかもしれませんが、
一応知識として

製パンに向いているのは
硬度=やや硬水
ph=やや酸性
と言われている事は覚えておくと
面白いかもしれません。

パンについてもっと知りたい方は、詳しくは私のサイトも是非ご覧下さい。→http://www1.ocn.ne.jp/~ribot/