サイトにも書いたけど、パンとビールって基本的な材料が同じなんですよね。
水と小麦が原料で、そこに酵母が付着すればできるものなんです。
酵母が活動する時に炭酸ガスを出すので、固体のパンの場合は生地を膨らませる力に、液体の場合は泡になるだけの違いなんです。ちなみにパンの酵母もビールと同様に活動する時にアルコールを排出します。工程の途中で抜けちゃうし、焼成すればアルコールは飛ぶので、パンを食べて酔っ払う事は当然無いですけどね。他の所でも書きましたけど、酵母が活動している時の温度が高すぎると嫌なアルコールの匂いが、低めの温度だと吟醸酒のフルーティな芳香がします。

ちなみに漬物が「漬物」になるのも発酵という活動の賜物なんですけど、漬物の事を「お新香」って呼ぶのも、
菌の活動を「腐敗」じゃなく「発酵」になるように上手く導いてあげると、野菜が新しい良い香りの別の食べ物になる
っていう経験則から来た言葉なんじゃないですかね。調べもせずに適当書いてますけど。

ただ、普通に販売されているビールはほとんどが米、コーンスターチ等が入ったまがい物なんですよね。
麦芽とホップだけで作られているのが本物のビールというわけです。

昔から有名なのがヱビスビールですね。最近売られているものではサントリーモルツ(プレミアムモルツ)、キリンザゴールドも麦芽とホップだけで作られています。
ヱビスビールは苦味も強くコクがあって僕の知る限り世界一美味いビールじゃないですかね。キリンザゴールドは今日呑んだけどちょっと甘いですね。まあこの辺は個人の好みですけど。
中でも最近発売されたヱビスザホップ。
最強。

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