中京競馬場

ALL TOGETHERの中継を観たんですけど、中西学の解説最高でしたね!「でたらめ過ぎて面白い」とか言う意味の嫌味ではなく、聞き取りやすい喋り方と年下の選手に対しても敬意を表した性格の良さ、的確なレスリング技術解説。「バラエティ番組などに出演する時も群を抜いて常識があるのは中西学」という業界人の意見の正確さを改めて確認できました。


さて中京競馬場がリニューアルオープンしました。
というわけで、中日新聞杯だけしか観ていない自分の印象を書いてみたいと思います。


まず第一印象で自分は、某SNSに「ダート中距離っぽいレース」っと書いたんですが、部分的に正解、部分的に修正が必要だなと感じています。
まず、自分が「ダートっぽい」と書いたのは、要するに「パワーとスピードはあるけど不器用な馬向き」と言いたいわけです。
どういう事か。
中日新聞杯スマートギアが優勝、2着にはダンツホウテイが入ったのですが、両方とも自分の定義では「不器用な馬」なんですよ。
不器用な馬というのは要するに、中団で上手く折り合って瞬発力で勝ったり出来ない馬。以前「マイルチャンピオンシップは下り坂で加速して雪崩れ込むから最後の直線絶対ばらける=不器用な馬が差す事が出来る」と書いたんですけど、京都外回りとか小倉とかは構造的にそういう傾向が出る。
スマートギアは小倉で好走してますし、京都外回りでは2010年金杯菊花賞で好走しています。
この2レースはどんなレースだったか。京都の癖に上がりが35.3秒/35.9秒とかかったレースなんですね。ちなみにスマートギアが2着した小倉大賞典もあがり35.9秒。
要するに「不器用だから直線でばらけてくれる下り坂コースが向くんだけど、そういうコースが今まで日本には平坦コースしかなかったから前が止まってくれず差し切れない」という実に切ない馬だったと自分は観ています。


さてここで「菊花賞」「新装開店中京」という2つのキーワードから多くの競馬ファンが思いつくであろう種牡馬が「ダンスインザダーク」。
ここで自分は「ダンスインザダークはスタミナ種牡馬と言われてきたけど、要するに産駒は不器用な馬だから『広いコースで直線ばらけて尚且つ前が止まってくれるコース』という難儀設定でしか好走しないんじゃないの?」という疑念が浮かびました。
そういえばダノンヨーヨーも、超ハイペースになった2010年のマイルCSでは最後方から「不器用な競馬」をして2着。昨年はおりこうさんな競馬で全く持ち味が出せず惨敗しました。


自分が直感的に「新装中京2000mってダート中距離っぽいな」と感じた事と、最近の菊花賞で母父ブライアンズタイムが特注血統になっている事には大いに関係があるのかもしれません。


もう一つ、「不器用だから、8枠に良績が集まる&最後方から最後にぶっ飛んできて2着キャラ産駒を量産している」と定義したシンボリクリスエス。血統好きなら御存知のように今年3歳世代のシンボリクリスエスはやたらと繁殖牝馬の質が良いんですよね。何故突然社台がこんな事をしたのか不明だったんですけど、「研究の結果、新装中京芝はシンボリクリスエス向き=使い道がある」という判断が働いた可能性があるのではないかと。ずっと下って最後突然急な上り坂になるから、パワーが必要で飛びが大きい馬には向かないというのは十分筋が通りますしね。そういう意味ではダート向きかもしれない。
付け加えますが、後方ポツンをやる馬は当然不器用扱いなんですけど、逃げ馬も自分の定義では「不器用」です。まれにスマートな逃げ馬もいますけど。だから脚質や上がりの速さは拘らず、能力はあるのに「最後方から猛追して届かず」「逃げ馬だけど絡まれたらそこで試合終了」「良く不利を喰らう」等の負け方をする馬も中京で復活する可能性はあると思います。


あと不器用で思いだしたのがリーチザクラウン。この馬みたいに「不器用さを短距離適性と勘違いされた使われ方をしている馬」も中京向きなんじゃないかなと思います。先週リンカーン産駒で短距離ばっかり使われていた馬がいきなり2000mを使われて穴を開けていましたよね。リンカーンと言えば菊花賞で実際好走した馬でですから、やっぱり菊花賞っぽい適性は向くのかなと思います。あとダンスインザダークで思いだしたのが、中山は向かないはずなのに1800mだけは向く事。スプリングSでダートを使われて来た馬が穴を開けるように、本質的にダートっぽいスピードで塗り潰すようなタイプ向きな舞台と言う事ですよね。じゃあこの3つのコースはコネクションがあるという事ですかね。
まあ「元々中京2000って旧コース時代からダンスの得意舞台だったじゃん」と言われればそれまでなんですけど、ちょっとニュアンスが変わっているんだと思います。


というわけで、高松宮記念は「馬券を買う事があればサンカルロ単複一点」と既に決めました。素材は一級品なのに重賞で勝ちきれなかったスマートギアが重賞初制覇した事からも、「シンボリクリスエス産駒古馬芝GI初制覇」にふざわしい舞台と思えます。
あと異常の流れから「今年の菊花賞は、出てくればシンボリクリスエス産駒から逝く」とロングパスを出しておきます。それでは。ちなみに高松宮記念当日は諸事情により名古屋には行く可能性があるけど中京競馬場には行かないと思います。

アフターフェブラリーS

今日はアントニオ猪木志村けんカート・コバーン長嶋茂雄ら誕生日の特異日なんですよね。ついでにコロンブスデーで(アメリカでは)祝日なので三連休でした。まあずっと仕事してましたけど。



フェブラリーSですが、得意なレースなので一応買おうかと思って複勝だけ買いました。
今回のテスタマッタのように、「中距離GI実績はあるのにやたら人気薄」というタイプはこのレースの穴馬黄金パターンですよね。
事前予想で書いたとおりトランセンドは明らかに芝スタートは向いていないと思っていたんですけど、それでも負けないと思っていた理由は、もちろん「現実に当該コースGIを連勝しているから」と言うのもあるんですけど、「今年はJRAの壁が取り払われる年」と見ていたからなんですよ。
具体的に言うと「JRA・GI7勝の壁が取り払われ、GI二桁勝っちゃうような馬が次々誕生する」。
オルフェーヴルが(下手すれば今年中にも)確実にこれを成し遂げると思うんですけど、ルドルフの呪いだか何だか突破できそうで全然出来なかった壁があっさり乗り越えられた途端がらがらと崩壊すると思うんですよ。だからトランセンドも行っちゃうのかと思っていたんですね。
他にも、「特定の配合だけが異常に勝ち続ける」傾向はさらに進むと見ているので、三冠馬なんて毎年生まれるんじゃないですかね?以前にも書きましたけど、ただでさえこの7年で三冠馬は3頭。つまりほぼ2分の1の確率。出なかった年も「いわゆるマツクニローテで最初から三冠を取る気なんてなかった」とか「中途半端な凱旋門挑戦騒動で思いっきり味噌をつけたブエナビスタ」みたいに理由がある事を考えたら、三冠馬誕生の有り難味なんてあるのかなとすら思います。数年後には、菊花賞で「お〜っとこれは強い!!三冠馬誕生!!我々は今奇跡を眼にしています!!三冠馬誕生はなんと1年ぶりの快挙!!まさに奇跡!!」なんていうアナウンサーの失笑実況が風物詩になるんじゃないですかね?
もしくは牝馬のダービー制覇。いい加減セックスアローワンスを見直さないと。例えばオリンピックの100m走に女子が出場して、ハンデとして10m手前から走って金メダルを取ったとして「短距離の世界もなでしこ」「情けない草食ボルト」とか言います?「良しわかった。じゃあ次はハンデ無しで走ってみようか」ってなるのが普通じゃないですか。まあ世の中普通じゃないからわからんけど。とにかく「主役がどんなに勝ってもハンデ貰いっ放し」じゃ熱が生まれないよ。


馬券当てておいて文句ばっかりつけるのもなんですけど、競馬の売り上げもガタ落ちして二度と浮上しないと思いますよ。この先色んな意味で「プロ」もしくは初心者しか馬券買わなくなりますよ。週末にちょっと楽しもうかなんて思っていた堅気のファンはいなくなるんじゃないですかね。

フェブラリーS

フェブラリーSは大好きなレースなので、久し振りに雑感を書いてみたいと思います。
まず人気どころでトランセンドから。
この馬昨年は「強さは認めるけど明らかに芝スタートは不利だよなあ。」と思っていたらそんな些細な揚げ足取りするんじゃねえよとばかりに圧倒的な強さ見せちゃいましたからねえ。馬券圏外に消えるとしたら事故だから、考えるだけ無駄という感じです。
エスポワールシチー。この馬の最近の不調は佐藤哲三騎手が原因だと思うんですよね。武豊然り横山典弘騎手もそうでしたが、どうみても騎手生命どころか生命そのものが危ないだろと思われる落馬事故から、早期過ぎる復帰をして来た人は見る影もない酷い騎乗をするようになってしまうと思うんですよ。その点きっちり万全の体制を整えてきた内田騎手は素晴らしいと思います。なので、乗り替りが吉と出ると思います。もともと3番手くらいから上がり最速の脚で勝つタイプの馬なので、ユタカマジック久々の炸裂があると思ってます。以前から散々扱き下ろしていましたけど、「ユタカは左回りと小さい馬の時だけ往年の上手さを見せてくれる。ていうか早く腰痛治せ。」と書き続けていた様に、批判と言うより愛ある提言なんですよ。左回りのココはかなり面白いと思います。
上位人気勢では距離実績の薄いダノンカモンシルクフォーチュンワンダーアキュート辺りの方が評価を下げやすいかなあと思います。普通に「南部杯の1,2,3かよ!!」とか「JCDの1,2,3かよ!!」で終わりかもしれませんが。


次に人気薄勢。
自分はタガノロックオンが面白いんじゃないかと思っています。ダンチヒ系はテレンコ(好走と凡走を交互に繰り返す)が多いので、今回は好走の番ですし、この舞台でトランセンドに肉薄できると思う現役馬:グレープブランデーとのJDDでの差を考えると能力全開すれば足りるのかなと。距離短縮が良いレースですしね。あと、この馬前々日時点で複勝ワンダーアキュート辺りとほとんど差のない4番人気だったんですが、私が競馬を嫌いになった一番の理由である「最近の異常オッズ」傾向から見てもアリなのかなと。内枠引いちゃったので一昨年のテスタマッタみたいなレースをして欲しいです。
そのテスタマッタもかなり好印象です。印を付けるならこの馬が◎です。最初は距離延長になるから嫌おうかと思っていたんですが、この馬使った方が良いタイプで、普段かかる事のない馬が短距離戦でかかり気味にまくって行ったのは闘魂注入と観ても良いのかなと思い直しました。そもそも5〜7番手辺りの位置で上がり最速の上がりを駆使して差し切るタイプの馬なのに、誰とは言いませんが騎乗スタイルに偏りがあるお方のご指導御鞭撻の賜物で後方一気の馬にさせられちゃったのが良くないと思うんですよね。だから前走が好印象。もともと芝のレースで速い上がりで差しきれる脚を持つ馬ですし。
穴人気すると思いきや意外とそれ程でもないヤマニンキングリーは買いたくないです。シリウスSは1)この馬小回りコーナー4回2000mの鬼だから。2)この馬斤量に敏感だから56キロが効いた。という理由で来ただけだと思っているので、そう考えるとダート実績皆無ですからね。それにしても競馬好きが喜んで本命にしそうな馬なのに妙に人気無いですね。
芝から挑戦してくる馬は全部買いたくないんですけど、スマイルジャックだけは買いたいです。このレースサンデーが入っている馬はバンバン来ますし、さっき気付いたけどタニノギムレットってブライアンズタイムの子ですからね。普段グレイソブリン扱いしているから冗談じゃなくさっき気付きました。ブライアンズタイムのこのレースでの相性の良さを考えると、唯一のブライアンズタイム持ちは買いたい。基本的に芝のレースを使っている馬の方がダート馬より能力は上ですし、そこでGI級の能力を見せているんだから面白いですよ。いままで安田記念やダービーで1馬身差以内のレースができる馬はさすがに出て来た事ないでしょうからね。祖母カイウンテンシはダート3勝の馬ですし、そこに上記の配合を重ねたのなら血統的にはまさに最も買いたい馬。「もう走る気が無くなっている」といわれれば「じゃあしょうがないね」で済む程度の人気ですからね。

2月

今月ちょっと驚き直後に妙に納得したのが「ブシロード新日本プロレスの親会社に」っていうニュースでした。
「斜陽産業のプロレス(笑)ごときの親会社なんて」とか一般的には思われるでしょうけど、意外と勝算有りなんじゃないかと思っています。
そもそもプロレス自体「もう終わった」と言われてから20年近くしぶとく生き残っていますし、自分が可能性を感じているのは永田さんの「アメーバピグのキャラ使用料がびっくりするほど入ってくる。」という話を聞いていたからなんですよね。確かに「ケータイの小さい画面で使用するSDキャラでもはっきり認識できる生身の人間」っていう意味ではプロレスラーの右に出る者はいない。そこら辺ちょっとヒントになってるんじゃないかなと思います。


さらに妄想を押し広げると、さくらえみをスカウトして女子部門立ち上げたら面白いんじゃないかなとか思ってます。素人のティーン(それ以下の娘も)女子だけでライブイベントを成立させちゃうんだから、観る人が観ればかなり魅力を感じるんじゃないかと思うんですよね。アイドルになりたい女の娘がとりあえず声優になるみたいな感じで、プロレスもそうなれるんですよ。文科系志望の娘は声優、体育会系志望の女の娘は女子プロレス、みたいにね。例えば「ミルキィホームズ対G4・4×4綱引きマッチ」みたいな事は余裕で出来ますよ。「プロレス」という言葉自体に手垢が付き過ぎちゃってるだけで、偏見なく観れば面白いに決まってるんですから。本隊の新日本プロレスも「ブシロード」っていう名前のイベントとして興行を打って、カードゲームと絡めれば良いんじゃないですかね。普段カードゲームの駒として使っているキャラ(人間)が本当に闘うんだから子供は熱狂しますよ。

寒いよ

あけましておめでとうございます。毎日寒すぎて冬バテです。といっても仕事を休んだわけではなく今日は(アメリカの)祝日なので家で寝ています。


昨年の大晦日は、仕事の関係で初めて実家に帰らず家で一人で過ごしたのですが、紅白歌合戦水樹奈々だけ観て・・・と見せかけてMXでミルキィホームズ観てました。
元旦は通勤前に初詣。例年どおり目黒不動にお参りした後、そのまま目黒川を下って第一京浜(翌日箱根駅伝で使われるコース)へ。品川神社等をお参りしました。品川神社の富士山大好き。
翌日仕事から帰ってそのまま実家に行ったんですけど、甥っ子が二人ともウイルス性の胃腸炎で倒れてました。従って枕元にお年玉を置いただけで帰宅。以後職場でも(主に家族が海外旅行から帰ってきた人たちが)次々と倒れ一週間休みなし。その後もほとんど家に帰れず今日に至る。


久しぶりのブログなので書きたい事は山ほどあるんですけど、とりあえず橋下氏が「Twitterを区長が使わないなんてありえない」と発言した件。
「なんで特定企業に肩入れするような発言するんだろ」とかそういう突っ込みはひとまず置くとして、自分は以前、区のホームページに「隣の家が断りも無くリフォーム工事を始め、休日も夜遅くまで作業しているので実に迷惑です。」とメールを送ったら即日対応してくれた」事があります。一般企業よりよっぽど速いなと思いました。それも「本日現場に確認に行きます!」とか「その後如何ですか!?」とかのうざい返答は無く、黙ってあっという間に問題解決にしてくれた事も好感度高し。「決まった事しか出来ないけど、その決まった事の仕事振りの的確さは凄い」という良くも悪くも役人根性の「良い面」を、産まれて初めて体験しました。
それを考えると、Twitterのような「定型が無い物」は市政にはそぐわないんじゃないかなあと思います。ああいう、英単語の意味そのままな「naive」な人達には、そういう人達が動き易いようにやらせてあげるのが正しいボスのあり方なんじゃないですかね。行動が重要なんであって、そのきっかけがTwitterだろうがオフィシャルホームページだろうが井戸端会議だろうが矢文だろうがそんなもん知ったこっちゃ無いんですから。
なのに、一般的に最先端を行っているみたいに解釈されている人達(凄くまどろっこしい言い方ですけど、どういう人達の事を差しているのかは、読んでいる方が各自脳内変換してください)程「かたち」に拘る傾向が強い気がするんですよねえ。「プレゼン内容が完璧である事が最重要!」としか思っていないというか。マニフェスト至上主義の方々も同じですよねえ。そして、そういう方々が一番毛嫌いしている「役人根性」とも根は同じだと思います。自分の言葉で言うと「プロレスできない人間」っていう事になっちゃうんですよねえ。


だから、自分の中では橋下氏も民主党既得権益ズブズブな人達も同種にしか見えません。どうでもいいところで争っているようにしか見えないんだよなあ。

さよなら2011

今年も・・・といつもなら何も考えずに書き出すところですが、今年はいろんな事が有り過ぎましたね。
というわけで今年も凄くいい加減に一年を振り返ってみたいと思います。思いつくままに書くので順不同です。


MVP:女川原発
如何な脱原発原理主義者といえども、人類史上最悪レベルの津波を食らって女川原発が耐えた事に感謝しない人はいないでしょう。津波に耐えて良く頑張った!感動した!福島以上の津波を食らってもちゃんと停止した事を世界ふしぎ発見!で検証して欲しいですね。日立だけに(これが書きたかった)。


MVP(その2)大橋秀行会長
気付いたら今年の大晦日の地上波テレビはボクシング一色ですよ。それもこれも「反社会勢力」との交流を断つために本気で行動した会長の努力の賜物でしょう。そしてアレとかアレがアレだった総合格闘技は・・・



WVP:谷垣禎一
誰が悪いのかはっきりさせたらええんや!とばかりにいろいろ考えたんですけど、まあこいつがダメ過ぎる事が今の日本を象徴しているのかなあと。報道されるニュースのほとんどが「どっちもどっち」だしほとんどの対立構造が「どっちも賛成できない」じゃないですか。


最優秀タグ:菅党大人災(@ニコ動)
観るのが辛くなるような痛ましい映像に、事故直後のタイミングでこういうタグをつけるセンス、正直嫌いじゃないです。


最驚愕社説:東京新聞
「菅さんに感謝!」には本気でびっくりした。本物の(放送禁止用語)じゃないと絶対に書けない。


最優秀歌唱賞:AKB48
「え〜!?」っていう声が聴こえて来そうですけど、今年は良いと思う曲が本当に無かったんですよ。だから流行ってたらしいこの人達でよいんじゃないかなと。ちょっと前までは確かに個人的に良く思って無かったですけど、もう一切興味ないから嫌う理由も無いんですよね。あと何とか友美とかいう娘が自分の職場に来たんですけど、ちゃんとした娘だったからまあいいやと。スポーツ紙の異常な押し方は確かに迷惑ですけどね。あれを観る限り、普段テレビとか観ている人はさぞかし苦々しく思っているだろうとは思いますけど、個人的には特に被害無いですし。自分の持ち場(競馬やプロレス等)をこれ以上荒らされたら嫌いますけど。
そもそもこの子たちには何も含む所は無くて、ただ単に秋本康が嫌いなだけですしね。アンチはほとんどそうなんじゃないですかね。一つだけ言いたいのは、芸能界で「あっちゃんといえばニューロティカの事だろうがゴラァ!」と。ついでにモー娘。にも「チャーミーといえばラフィンノーズの(ry」と。とりあえず派生グループもいっぱい出来て楽しんでいる人も一杯いるんだからいいんじゃないですかね。個人的にはJKT48とかいうインドネシアのグループのデビュー曲が「Every day ガネーシャ」だったら良いなと思います。やまぐちりこのソロデビュー曲「Every day ガンシャ」でも可(これが書きたかった)。あれ?ヒンドゥーなのはバリ島だけだっけ?まあいいや。



最優秀作品賞:お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからね!!
普通に考えたらどう転んでもまどマギですけど、それじゃ当たり前過ぎるというかこれ以上水橋かおりの露出が増えて美しくなられても心臓に悪いので、あえてこっちで。これ、アニメも凄かったけど原作もかなり面白いんですよね。他のアニメやドラマは軒並み中止になった震災直後でもこのアニメだけはきっちり流したTVKは素晴らしい。それだけ影響力が小さいという判断だったんですかね。絶妙な下らなさはドクロちゃんとかに通ずる物があると思います。何でもっと人気出ないんだろ?まあ人気あるのかどうか一切調べてませんけど。興味ある方は是非。


最優秀捨て台詞:てめーは下のお口でシリコンのちくわでも喰って寝ろ!!

厳密に言うと間違った表現なんですけど(厳密な意味以前に根本的におかしいとかいう事は置いといて)、ここで「お口じゃおかしいから・・・」とか帳尻合わせを始めると途端に面白くなくなるんですよね。突っ込まれる事を気にしてはいけないいう良い例。まあこの場合突っ込んでいる訳ですけどね。


最優秀萌えグッズ:アカギ抱き枕

何故抱く方?抱かれ枕じゃなく?


主演男優賞:下野紘
もう「下野紘」というジャンルを確立したと思います。ディレクターから「Act like Simono」と指示が出てもおかしくないレベル。


最優秀アスリート:深谷知広(競輪)
普通に最高のアスリートだと思います。


最優秀翻訳「ドン・キングだよ」

「アイ・アム・ドン・キング」を日本語に訳す時に何故「だよ」という語尾をチョイスしたのか。普通「俺様がドン・キングだ!」とか「わしがドン・キングじゃ!」とかだと思うんですよねえ。でもこの抜群の笑顔を見ると、健介張りに「ドンさん!」と呼びたくなってしまう。


最優秀逃げ馬:スマートファルコン
来年も逃げまくってGIばかり4戦4勝(川崎記念→体調不良で放牧→帝王賞→体調不良で放牧→JBC→体調不良で放牧→東京大賞典→ドバイ挑戦をぶち上げる)だと思います。


最優秀母親:ビワハイジ
こいつらのせいで「血統」が単なる「血」になってしまってから急速に競馬への興味を失いました。「育成シミュレーションゲームで、最初は自分の好きな血統で世界を席巻してやるぞ!と意気込んでいたけど、いざ本当に席巻しちゃうと何も面白くない」みたいな状態。とりあえずJRAビワハイジとかオリエンタルアートの安産お守りを売り出せば良いと思います。嫌味を込めて表彰。


最優秀企画:ウマドンナ

とか思っていたらJRA公式サイトでこんな驚愕育成シミュレーションゲームが!競馬meetsギャルゲー!来年のオークスのゲストは豊崎愛生麻生夏子ですかね?そして君が代に合わせて(放送禁止用語)がヲタ芸披露→発走前の馬半狂乱→暴動の流れを観たい。


最優秀テレビ番組:検証飛龍革命
正確な番組名は忘れましたけど、面白かったです。藤波の「モシャシャシャシャシャシャシャー!!」という意味不明な叫びを、本人に「これ何て言ったんですか?」と単刀直入に訊いたり、ドラゴンリングインを藤波と一緒に観て「これ何がやりたかったんですか?」と訊いたり(「飛び込んだはいいけど特にやる事が無かったんだよねえ」と呑気に答える藤波も最高)、かおり夫人に「(主人に望む事は)あまり早く家に帰ってこないで、もっと付き合いを大事にして欲しい」と大事に守って来たマイホームパパのイメージをひっくり返す発言を引き出したり全てが最高でした。もちろん一番最高だったのは8・8横浜文体の猪木×藤波戦。何度観ても完璧。


最優秀カミングアウト:柴田惣一(東スポ
(散切り頭のバラモン兄弟を見て)彼らは剃っているんですか?もったいないですねえ」「食欲の秋なので食べ過ぎちゃいましたねえ。私は顔から太るのでずれないか心配なんですよ。生え際の辺りがねえ・・・」「(柴田さんもつけて叩いているんですか?」という質問に対し)私はもう必要ないですね」「ウチの息子がまだ高校生なんですけど、気にし過ぎなんですよ。良くないですねえ」
どんな小さな部分にも敏感に反応してヅラネタで切り返す柴田さん。そのこまやかな心遣いが(毛根の)命取りだったのでは・・・。


ベストバウト:関本大介岡林裕二×征矢学&浜亮太
率直に凄かったです。これこそまさにプロレス以外で表現できないスポーツエンターテインメント。


最優秀ムーヴ:ストゥーカJrのダイビングボディープレス

ルチャ大好き!自分は圧倒的にCMLL派です。ドイツ空軍の爆撃機から取った名前でしょうからマスクもゴーグルっぽい。そして気を付けの姿勢の急降下爆弾。と、見せかけてその体勢のまま場外にダイブするのが凄くかっこいいです。江頭っぽい。


最優秀パフォーマンス:ナガダンス
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20111006
最高としか言い様が無い。


最優秀タッグ:佐藤秀・恵(バラモンシュウ・ケイ)
試合もコメントも全て完璧!!最高です。このプロ根性は本気で尊敬する。

ベルトプラス凶器として持ち込んだ豚とマグロの生首を掲げて、神妙な面持ちでタイトルマッチ前の国歌吹奏を聞くバラモン兄弟
よく「アブナイ発言」とか言われるけど、公共の電波で現実に被災した東北の英雄:サスケに向かって「お前が放射能ばら撒いてんじゃねーのか!」は言えないよ。逆説的にサスケに対してもみちのくプロレスに対してもファンに対しても絶対的な信頼があるからこそ出来る発言。

最近の個人的お気に入りはこの攻撃。

同じ技でもサスケ会長が喰らうと面白さが段違い。



最優秀イベント:みちプロAID
今年はライブとかほとんど行かなかったんですよね。水橋かおり関連のイベントはもちろん何度も行きましたけど、時間が短かったりいろいろだったので、来年ファルコムラジオの公録がある事を強く期待します。なのでこの「ただ単に既発のDVDを垂れ流すだけ」なのに爆笑が途絶えなかったイベントに一票で。


最優秀動物:ジャイアントパンダ
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20081020
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20070920
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20110517
最近「パンダ先輩が獣を襲ってバリバリ喰っているらしい」という報告が学会で行われました。とうとう本気を出してきたか・・・


最優秀書籍:「決断できない日本(著:ケビン・メア)」
他に書評を書こうと思った本は幾つもあるんですけど、自分の職場に大きく関わる内容てんこ盛りなのでこの本を一番興味深く読みました。福島原発の事故に関して「津波の規模がああだこうだ」と色んな人がのたまってましたけど、メアの「津波の規模の想定ではなく、電源喪失、中央制御室の機能喪失という事態を想定すべき」という指摘が全てだと思いますよ。原発に限らず、この国の全ての下らない論争にこう突っ込みたい。
当然この本でも「ゆすり発言」について触れられていますけど、先日の防衛局長の発言も「大事な問題だから、やる前から、いつやるという事はできない」という発言を琉球新報の記者が「やる=レイプ」というシドニー・シェルダンもびっくりの超訳したんでしょ。そして小学生のような評価書受け取り拒否・・・さすがゆすりの名人。目の前で中国と北朝鮮がニヤニヤしているのに、もし仮に本当に米軍基地がなくなったらどうなるのかとか考えないんですかね?考えないんだろうなあ。っていうかこの騒動自体全部茶番だと思う。そういえば杉内も「FAしても君くらいの高い年俸を払える球団は限られるよ」という趣旨の発言を「お前は要らないといわれた」と超訳&嘘泣きで地元球団を捨てて金に走る批判を見事にかわしましたよね。西の方は大陸からゆすり毒電波でも浴びてんじゃねーのか?凄いな沖縄。もう「沖縄在住&女性様&年寄り&生活保護」とか揃ったら数え役満だよ。来年は嘘泣きが流行るからロート製薬の株買った方が良いですね。個人的に沖縄プロレスで「ケビンメア・マスク」とか言うレスラーをデビューさせて欲しいなあ。最初は大ヒールだったけど、次第に悪評は全て捏造だった事が明らかになり・・・みたいな。


最優秀五つぼしり:久保田祐佳NHK)

正直ブラタモリファンの95%くらいはこれが鑑賞目的だと思ふ。


劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル

最初はブラックスワンにしようかと思ったんですけどねえ。大好きなザ・グレート・サスケ会長の「ブラックスワンはザ・レスラーそのもの。プロになれた人間がシンパシーを抱くのがザ・レスラーでプロになれなかった人間がシンパシーを抱くのがブラックスワン」という解説に大いに共感を抱いたので。

なのに、ブラックスワンに変身までしたサスケ会長が、先日のイベントで「実はそれ程ブラックスワンは好きじゃないんだよねえ・・・」と吐露したので止めて仮面ライダーにします。観てないけど、「仮面ライダーが江戸時代にタイムスリップして吉宗と共闘!最後はみんなでマツケンサンバ」というあらすじだけでお腹一杯。




それでは皆様良いお年を。ここまで読んでいる人は皆無だろうからさらっと書きますが、来年はほとんどブログを更新しないと思います。

有馬記念

今年ももう終わりですね。
という訳で最後の予想ですが、そういう感傷とか気合とか一切無くさらっと予想してみたいと思います。ちなみに今回は馬券買います。印通りかどうかはわかりませんが。


ヒルノダムール
全く適性関係ない凱旋門賞を負けただけにしてはやたらと人気ないですからね。
あと、今年のサインはヒル「野田」ムールとみたので。サイン馬券なんてこれくらいしょぼいもんですからね。変に捻ると当たらない。
それはともかく、今年の有馬は見かけ上スローは確実でしょうけど、途中からそれなりにペースが上がって上がりはかかる事になると思うんですよ。ブエナもオルフェも早めに動くと思うので。そうなればこの馬で。今年一番レベル高かった大阪杯勝ち馬ですし、京都や府中でのスロー上がり勝負以外はほぼ好走しますからね。


ルーラーシップトゥザグローリー
キングカメハメハ産駒は特定の馬場でバンバン走る」という話は何度も書きましたけど、困った事に土曜日の中山中距離はキングカメハメハが2戦2勝なんですよねえ。ただしどちらも牝系がサンデー×ノーザンテーストとサンデー×ニジンスキーの有馬御用達血統だったので、ローズキングダムはオミット。


ヴィクトワールピサ
ヒルノとの対戦で負けた事無いですからね。一番後ろを歩いていただけの前走は参考外。


オルフェーヴル
この馬は良くわからないので「強い」というだけの理由で勝っちゃうのかもしれませんけど、未知の馬を一番人気で買いたくは無いですよね。ただこの馬とヒルノだけがデビュー以来一度も乗り替りの無い馬なので、「絆」という事でヒルノとの馬連だけは買います。もしオルフェが馬券圏外に消えたら「最初から冬場はダメな馬だと思ってました」と偉そうに威張ってみたいと思います。あ、事前予想だから威張っても良いのか。


トーセンジョーダン
2歳時から「この馬が世代最強。」少なくとも皐月賞は鉄板。」と吹いていた馬なので、秋天買わなかったのは痛恨です。まああんなペースになるなんて予想つく筈も無いからしょうがないですけど。AJCC勝ち、母父ノーザンテーストと買いどころ満載だからしょうがなく買い目には入れますが、ジャングルポケットは突然意味不明な崩れ方をするから軸には出来ないですね。


買い方としてはヒルノダムールからの馬連中心かな。面白いレースになると良いですね。


最後なので、ラスト3鞍も一応予想してみたいと思います。
ハッピーエンドプレミアム
オメガブルーラインで良いと思います。他に買いたい馬がいません。
ファイナルカップ
面白そうなのはマイルならそこそこやれるドリームゼニスと冬しか走らないヤマニンウイスカー。ホッカイカンティももちろん買いです。
アンコールステークス
中舘は外せないよなあ・・・とか考えていて気付いたんですけど、ここで今年のサイン3-11が決まるんじゃないですかね。まあ大震災をアンコールされちゃ堪らんですけどね。


それでは良いお年を。